羊と鋼の森
宮下 奈都 著
2018年本屋大賞受賞作。
高校生の時に調律師の板取と出会って以来、調律に見せられた外村は念願の調律師として働き始める。社交的で面倒見のいい柳。辛辣で合理的だけど一本芯の通った秋野。天才的で外村を調律の世界に誘った板取。ピアノを愛する双子の姉妹。個性豊かな先輩や双子の姉妹に囲まれて、多くを学び、経験を重ね、迷い、より良い音を探求していく。外村青年の成長物語。
印象に残ったセリフ
外村青年
「10年後に実を結べるように頑張ります」
柳さん
「才能っていうのはさ、ものすごく好きだっていう気持ちなんじゃないか」
秋野さん
「才能とか、素質とか、考えないよな。考えたって仕方ないんだから。」「ただ、やるだけ」
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