これからの生き方。
北野 唯我 著
働く理由は完全に一つのものが、まとまってドスンとあるものではない。複数の価値観から構成されており、要素に分かれている。
「労働価値観」と呼ばれる、仕事で重要な価値観14項目をチェックすることで、
①自分の価値観を要素に分けて理解し、忘れないように何度も確認する。
②そのうえで相手の価値観とは何が同じで、何が違うのか確認する。
タイプ別キャリア戦略から課題を考える。
①スキル型キャリア(知恵を強みにして、キャリアを積み重ねる)
・色々な人に出会い、夢や事業に関する話を多く聞く。
・その中で自分がどのくらい共感したいか、応援したいかを考える。
・興味を持ったテーマ、共通点を書き出し、自分が応援したいと思えるものは何かを理解する。
・それらのテーマで、自分がどれくらいサポートできるかを5段階で評価する。最も応援したい領域を明確化して、自分の仕事とする。
②意思型キャリア(意思を強みにして、キャリアを積み重ねる)
・キャリアの途中で、「相手に損をさせない勝ち方を学ぶ」「環境を強引にでも変える方法を学ぶ」「何度も復唱できる自分の使命を見つけること」が必要。
③チーム型のキャリア(情愛を強みにして、キャリアを積み重ねる)
・長期的な関係を築ける仕事に就くと、自部からの強みを生かしやすい。
・根がまじめで優しい人が多いため、「人を見る力」を付けて、だまされないようにする。
視る(行動を見る)
観る(行動の動機を見る)
察する(何に幸せや満足を得るのか、という価値観を見る)
④バランス型キャリア(バランスを重視して、キャリアを積み重ねる)
・早い段階で、人を率いる経験を積む
・きちんと成果をアピールするすべを身に着ける
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